その135
サンコウチョウ2011
今年も近くの黒木山にサンコウチョウが来た。
サンコウチョウは5月初めに渡ってきて、6月には巣を懸け、6月末から7月の端に卵を産む。
サンコウチョウは抱卵中に人が近づくと巣を放棄してしまう。巣立ちまで立ち寄らないのが一番良い。
オオタカの巣がサンコウチョウの巣の近くにあった。積んである巣の高さから、何年もこの巣を使っているようにみえる。ヒナは2羽いて、7月10日には巣立った。
見計らって、7月22日に行ってみると、サンコウチョウのヒナが3羽、近くのヒノキの梢で親鳥から餌を貰っているところだった。巣立って間もないらしい。
サンコウチョウの♀は尾が長くない。トンボを捕ってヒナに与えていた。尾羽のほとんど出ていないヒナは非常に小さく見える。秋の渡りまでには沢山の餌を貰ってしっかり育つことだろう。