その144
春はすぐに
3月になって小鳥たちに動きが出てきた。これから繁殖の準備に入るのだろう。
カワセミ
きらきらと光る水面を前にカワセミが元気に見える。
チュウヒ
北の繁殖地へ帰る準備か、空高く舞い上がるようになった。
ノスリ
得意のホバリングは風がないと使えない。風がない時はトビのようによく旋回をする。
チョウゲンボウ
わずかな風をとらえて、少しずつ場所をかえながらホバリングを繰り返す。
エナガ
いつも動き回っているが、春先はなおよく動きまわる。
ベニマシコ
昨年生まれの若いオスのようだ。この春は繁殖に参加できるのだろうか。ピッポーと一声鳴いて飛んでいった。
イカル
スギの林で5羽の群れがいた。ひとしきり鳴いて地面に降りてきた。大きなくちばしで木の実もぐもぐして呑み込んだ。
ツグミ
2月になって里に出てきたツグミは田んぼで多く見られた。
シロハラ
ツグミの仲間でシロハラは特に渡りが少なかったのか、ほとんど見られなかった。
タヒバリ
胸の斑点が鮮やかになってきた。間もなく渡りが始まるのだろう。