その147

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奥日光

3か月ぶりに戦場ヶ原へ行ってみた。ズミが咲きだす前なら湯川沿いの遊歩道が空いているかと歩いてみると、幼稚園生から小学生まで大勢の行列があとからあとから行き交い賑やかなこと。爽やかな高原の風にのって、子供たちの歓声の合間にカッコウやノビタキの声が聞こえ、しばらくぶりで活気みなぎる熱気に触れた一日になった。








ヒガラ

若芽に付く虫を拾って、忙しく動き回る。ズミのツボミが膨らみだしていた。










ヒガラ

大きなカラマツの枝先でも虫を捕ったり囀ったり、3羽みられた。










コガラ

少し間延びした声で囀る。あっちでもこっちでも。









カッコウ

林の中から大きな鳴き声が聞こえる。背中向きだと見つけにくく、鳴いた時の大きな口が撮れない。








カッコウ

近くに来てこちら向きに止まってくれたが、今度は一声も鳴いてくれなかった。巧くいかないものだ。









カッコウ

真上近くのカラマツの枝先に止まる。下を通る賑やかな小学生の列を見下ろしても動かない。








コサメビタキ

湯川向こう岸のヤナギから飛び出して川の上を飛ぶ虫をとる。何度も飛びだしてとるのだが、飛んでいる虫が小さすぎて、見えない。









ニュウナイスズメ

湯川沿いにあるカラマツの洞に巣をかけているのだろう、歩いていく先々で鳴き声が聞こえる。








ノビタキ

遊歩道からかなり離れた枯れ木に時々出てとまる。♂は30分待っても出てこなかった。











ホオジロ

カラマツの若木に出てきた。下の茂みに巣があるらしい。












ホオアカ

戦場ヶ原では定番のホオアカが出てきた。今年は少ないようだ。





*オオジシギは早朝ならデスプレィフライトが見られるのだが、遅い到着だったので、一声聞こえただけだった。小田代へ行く遊歩道ではキバシリを探したがすでに繁殖が終わってしまったらしく、こちらも出会えなかった。

季節の移りは早く、あわせて鳥の消長もまた早い。

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