その157

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今年のオオマシコ

秋早くのころ、今年はオオマシコが多いかもしれないと聞き、以前来ていた近くのハギのある傾斜地を見に行くのだが、12月になってもまだ来ていない。ハギの実はオオマシコが好んで食べるのだ。





オオマシコ
北部山地で道路わきにハギが沢山生えていて、ここにオオマシコが来るという。2時間ほど待ったが気配がなく、近くを歩くと付近にもハギが沢山生えている。昼近くになってどこからか飛んできた。群れは8羽、目立つところを少し撮って、色鮮やかなオスの成鳥を探したが、いずれもメスか若い個体ばかりだ。その後、待っても他の群れが現れることはなかった。















シロハラ
道路わきに生えたヌルデに沢山の実がついている。オオマシコを待っている間、ここにシロハラが来て被写体になってくれた。人馴れしていて、こちらは撮り放題だった。












シジュウカラ
やはり被写体になってくれた。虫がいなくなるこの時期には食べ物が木の実に変わるのだろう。





エナガ
林から出てきて近くを愛嬌たっぷりに飛び回り、すぐに飛び去っていく。が、30分もするとまたきて飛び回る。こんなに動いて腹がすくだろう、いつも食べ物を探している。








ミヤマホオジロ
ススキのある地面で何かが動き、しばらくして穂先に飛びあがった。よく見るとミヤマホオジロのオスだ。近づいても警戒する様子がなくススキの穂から綿毛ごとむしり取って嘴をもぐもぐ動かし実だけを食べていた。他にも2羽いたが、いつのまにか見えなくなり、このオスは一穂を食べつくしてから飛んでいった。








*その後、近くのハギにオオマシコはまだ来ていない。実は沢山ついているのだが今現れないと今年は期待できないかもしれない。


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