その159

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山の公園

 

近くの山の中に灌漑用の小さなダムを抱えた公園がある。冬になるとここの水辺にいろいろな小鳥が寄ってきて楽しめる。

 





ウソ

腹まで赤味があるアカウソが4羽見られた。まだ固いサクラの蕾を食べていた。

 





カヤクグリ

昼近くになると氷の解けた湿地に出て、水中の虫を探して食べる。落ち葉をせっせとひっくり返して、小さな虫を食べていた。動かないでいると10mにも近寄ってくる。

 






クロジ

警戒しながらも、人の通り道にも出てくる。探しているのは地面に落ちた草の実らしい。

 





シジュウカラ

少ない群れで移動して一か所にいると何度も出てきて楽しませてくれる。

 





シメ

今年はどこに行っても見られる気がするのだが飛来数が多いのだろうか。

 





ジョウビタキ

♀より♂が近くに出てきてくれる。2mの近くに来ると撮るもならず、進退窮まって飛び去ってくれるのをじっと待つだけになる。

 



シロハラ

カヤクグリが出る湿地にシロハラも出てくるが、虫はあまり取れていないようだった。ここのシロハラは公園の鳥らしく、人を警戒しないので近くで観察できる。

 





トラツグミ

いつも見るトラツグミと感じが違う。よく見ると黄色味がかった褐色の地模様に黒い斑点がないのだ。識別の専門家に問い合わせたところ、色素異常(色素が足りない)個体との回答を頂いた。珍しいらしい。

 



トラツグミ

こちらはお馴染みの色合いをしたトラツグミだ。同じエリアで見られ、警戒心も同じようだ。

 





ヒガラ

山の中らしくヒガラは多い。随所に出て地面に落ちた木の実を拾うと飛び上がって食べていた。

 





ビンズイ

雑木山を不用意に歩くとビンズイが飛び出して枝に止まるが、少し動かないでいると地面に降りてきて地面を歩き始める。

 





マヒワ

外国産と思われる落葉樹の小さな実を食べていた。

 





マヒワ

地面に落ちた実を食べているようだが、何に驚くのかすぐに飛び上がってはまた降りて、落ち着きがない。小さい体で常に狙われ続けて生きる小鳥は大変だ。何の気配でも確認する前に飛び去るのが習い性になって生き延びてきたのだろう。

 




ミヤマホオジロ

藪から出たり入ったり、忙しく動き回りゆっくり撮らせてくれないが、まれに近くにも来てくれる。

 




モズ

カヤクグリの来る湿地にはモズも来る。目元が可愛く見えるのはひいき目だろうか。時々湿地に飛び降りて小虫を取っていた。

 



ルリビタキ

ここには瑠璃色のきれいなルリビタキの♂がいて、時々明るいところへ出てくると、ジョウビタキやモズに追いかけられていた。この子も近すぎるほど寄ってくる。


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