その166




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タカの渡りの時期になり、今年も昨年と同じ信濃川河畔の丘陵地へ出向き、ハチクマの渡りを見に行ってきた。タカの渡りは嵐の後かその翌日が良く出ると云われているので、台風の過ぎ去った18日に行き、期待以上のサシバとハチクマを見ることが出来た。しかし、ここの観察場所は昨年同様に9時から11時までしか飛んでくれない。

 

 

ハチクマ♂

暗赤色の虹彩で尾羽の先端には黒い太い帯が見える。

 





ハチクマ

薬師山を背に信濃川上を飛ぶ。

 





カワウの群れ

台風後の濁りの残る信濃川を遡上するように飛ぶ。濁り水で思うように漁が出来ないのか目の下を何度も飛ぶ群れを見かけた。

 





ハチクマ♂

羽の下面に複雑な文様が見える中間型当われるタイプ。

 





ハチクマ♂

暗色型と云われるタイプ、濃い茶色が目立った。



 





ハチクマ

尾羽に太い帯がなく、くちばしの付け根が黄色いのでメスの幼鳥らしい。

 






ハチクマ♂

 




ハチクマ♀

 






ハチクマ♂

 




ハチクマ

信濃川上空からそれて、小千谷市郊外の丘陵地を背に飛ぶ。

 




サシバ♀

この観察地でもサシバはハチクマより圧倒的に多くみられる。ただ漠然と見ているとサシバばかり見送ることになるかもしれないほど、サシバのほうが多く飛ぶ。

 

サシバ

地表近くを飛ぶタカを見下ろすと非常に見にくく、見落としてしまうことが多い。

 

 

*今年もサシバとハチクマの渡りが見られて、ほっとしている。渡りのタカが年々少なくなっていると云われ、我が家付近では5年ほど前までは、サシバが少し繁殖していたが年々少なくなってきて、今年は繁殖を確認できたのは一か所しかなかった。極端に見られなくなってしまっている。ハチクマにいたっては昔は見られたよという話だけが残っている。

 


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