 |
シノリガモは岩場が好みらしく、荒波のうち寄せる岩場に上がって長い間休んでいました。丸い体に波しぶきがかかっても羽毛は直ぐに水を弾いてしまいお澄まし顔でした。さすが海に棲むカモです。
 |
繁殖の季節を目前にして、１羽の♀をめぐり３羽の♂が争奪戦を繰りひろげていました。追いかけっこが高じてくると♂たちは水面を羽ばたいて走り回っていました。
 |
シノリガモの好物は小ガニかヤドカリのようです。何度も岩礁の間に潜り捕っていました。小ガニは勿論ヤドカリは殻付のまま丸飲みにしていました。
 |
波の間に間に泳ぎ回るヒメウはカワウやウミウとは全く違った感じの生き物に見えました。首を海面から出すことはあまり無く、ヌメーッとしていて超小型のネッシーのイメージでした。
 |
カワウと違って単独で潜水し魚を捕っていました。シノリガモと餌は競合しないらしくお互い近づいても知らぬ振りでした。