その58

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春は駆け足で
木々が芽吹き始めたと思っていたら、桜はとっくに散り立夏を過ぎました。


1.ミソサザイ
日光では雪の残る3月下旬、ミソサザイが苔むした石の上で鳴きだしていました。ひとしきり囀ると頭より大きな苔を喰わえて巣材運びに大忙しでした。
2.シメ
4月上旬、渡良瀬遊水池では旧谷中住居跡の地面に若草が萌えていました。シメが木陰伝いに移動しながら草の中へ落ちた実を探して食べていました。寸時を惜しんで食べていました。
3.ツミ
4月中旬、公園ではツミが巣作りを始め、その合間に交尾を繰り返していました。近くでオナガもしっかり繁殖の準備をしていました。オナガはツミがカラスを追い払う傘下で子育てをするようです。
4.ノビタキ
取り残しのアブラナ畑で菜の花にノビタキが出てきました。近くを飛ぶ小虫を飛びだして捕るとまた元の花柱へ戻って止まりました。
5.ヤツガシラ
今年も粟島にはヤツガシラが来ていました。ヤツガシラがよく羽根を休める草地は草刈作業中で、近くの岩場にいました。岩の間に生えた草の根元を突っついて虫を探していました。
6.クロサギ
粟島の海岸は岩場が多くあり時々クロサギが現れます。ダイサギなどと同様に近寄ってくる小魚を待って捕っていました。
7.ベニマシコ
ベニマシコは春先になっても冬期と同じようにフィホフィホと鳴いて地際から登り出てきます。道端に咲いた大根の花芽を食べていました。
8.ノジコ
4月下旬カワヤナギが咲き揃い、ここで子育てをするノジコが若葉の間に見え隠れしていました。柔らかいノジコ独特の鳴き声は何度聞いても素晴らしいです。
9.キジ
キジがいつものソングポストに今日も出てきて鳴きました。鳴き声に続き羽根を広げて打ち振るわせ存在を誇示していました。
10.コルリ
樹間で鳴いていたコルリが地面に横たわる倒木の上へ突然出てきました。一瞬だけのお目見えでまたミヤコザサの中へ飛び込みました。

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