その67

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1.ハシジロアビ
くちばしが象牙のように白く輝いていた。1羽だけで漁港の片隅で潜水し、ヤドカリのような獲物を5個も6個も続けて飲み込んでいた。殻ごと丸飲みにしていたが不消化物は猛禽類のように吐き出すのだろうか。
2.ナキハクチョウ
日本に飛来した記録はあまりないハクチョウと聞き岩手県まで行って見てきた。人家近くを流れる川幅十数メートルの河川にコハクチョウの群れに交じって泳いでいた。特別人を警戒する様子はなくおっとりと川底の水草を引き抜いて食べていた。純白な羽根が青い川水に映えて鮮やかだった。
3.シノリガモ
順光のシノリガモがやっと撮れた。今まで光の状態に恵まれず目に光の入ったシノリガモは撮れたことがなかった。生き物の写真はキャッチライトが入ると生き生きして見える。
4.クロガモ
クロガモは普通穏やかな波間では警戒して沖合遠くにいて豆粒ほどにしか見ることが出来ない。今回は波頭が堤防を越して飛んでくるほどに風の強い日にクロガモを間近で見ることが出来た。近寄ってきたクロガモを千歳一遇と波しぶきに怖けず撮り続けた。
5.ハイタカ
急峻な山肌から2羽のハイタカが交互に飛びだしてきた。この時期愛の交歓に忙しそうだった。
6.カシラダカ
今年の冬は小鳥たちの飛来が少なかったように思う。カシラダカも大きな群れは見られなかった。
7.シジュウカラガン
栃木県には稀にしか飛来しないシジュウカラガンが県北部の溜め池に来た。今年はマガンやハクチョウたちと共に寒さを避けて渡ってきたらしい。

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