その74

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ウソ・ゴジュウカラ・他


1.ウソ
11月中旬に公園の沢地に4羽の群れで現れ、フィフィと鳴き交わしながらスイカズラの黒い実を食べていた。ウソは国内の高山で繁殖するので夏でも高山に行くと見られるが、このウソは腹部まで赤くアカウソと呼ばれ多くは北の国で繁殖し秋に渡ってくるらしい。
2.ゴジュウカラ
紅葉の終わった日光戦場ケ原を歩いていたら間近のズミの木にゴジュウカラが出てきた。ゴジュウカラは木の幹に逆さまに止まり幹をラセン状に降りながら表皮の間に隠れている虫を探す。逆さまになって木の幹を歩ける鳥は他にはいないだろう。下まで降りてしまうとまた次の木の上方に飛び移って降りてくる。
3.キバシリ
キバシリはゴジュウカラと違って下から上へ登りながら虫を探す。お互いに出会っても争うこともなくすれ違う。クチバシの形がかなり違うので探している虫も違うのかも知れない。
4.ハジロカイツブリ
日光中禅寺湖に今年もハジロカイツブリが来ていた。餌になる小魚が沢山いるのだろうか沖の方には大群が見られた。中禅寺湖では春に繁殖羽根に生え変わるころには旅立ってしまうらしくここでハジロカイツブリの繁殖羽根を見たことがない。
5.キンクロハジロ
中禅寺湖にキンクロハジロも群れで来ていた。まだ人なれしてなくて人影を見ると沖に行ってしまった。沖合にはオオバンも100羽ほど見られた。厳冬期でも凍らないこの湖は毎年ホシハジロ・カワアイサなどもこれから沢山飛来してくる。
6.オカヨシガモ
今年は寒さが緩いためか井頭公園の池にまだカモたちが余り渡ってきてない。オカヨシガモも4羽しか見られなかった。
7.アメリカヒドリ
昨年と同じ個体なのか人怖じせず近寄ってきて被写体になってくれた。こんなカモばかりなら小さなレンズで間に合うので体力の衰えた老人には有り難い。
8.ミコアイサ
12月3日に3羽のミコアイサが入ってきた。未だどれも衣替え前の雄だったが4日後に行った時には純白に衣替えした雄も見られた。今年は何羽見られるか楽しみだ。
9.オシドリ
10月になると井頭公園にはオシドリが1羽か2〜3羽で渡ってくる。が、1日か半日で飛んでいってしまい落ち着いて見られることはない。この3羽のオシドリも1日で行ってしまった。この池は周りから見渡せて隠れるところがなくオシドリには居心地が悪いらしい。

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