その75

戻る

オオマシコ・ホオジロガモ他


1.オオマシコ
なかなか見られないオオマシコがこの冬は各地で見られるらしい。萩の実が好物で今まで見たオオマシコは殆どが萩に付いていた。人を恐れず近寄れるので見つけると近くでじっくり観察できる。
2.トモエガモ
井頭公園には何度か飛来しているが長く居着くことが無い。今回は大きなマガモに隠れるように浮いていた。トモエガモはコガモに比べると飛来数は少ないらしい。
3.シロエリオオハム
県内では殆ど観察記録の無いシロエリオオハムが市貝町の貯水池に飛来した。この個体は波崎などで春先きに見られる換羽中のものとは別種かと思えるほど地味な色合いに見えた。
4.ホオジロガモ
深谷市を流れる荒川にホオジロガモが来ていると聞き出かけてきた。ここのホオジロガモは餌付けされたコハクチョウの近くで20羽ほどの群でいた。コハクチョウに与える餌には寄りつかず、流れに潜って石に付いたノロか小さな水草を食べているように見えた。かつて中禅寺湖や釧路でやっと望遠するだけだったのに、あまりに簡単に見られ拍子抜けしてしまった。
5.アメリカコハクチョウ
名前のごとくアメリカ大陸に多く棲息し日本に飛来することはめずらしいらしい。この個体を図鑑と見比べるとクチバシの黄色い部分が多くコハクチョウとの交雑種ではないかとも聞く。観察場所は「なかがわ水遊園」脇の那珂川を少し上流に行った所で200羽ほどのコハクチョウの群に2羽混じっていた。那須岳が見え広々とした景観がすがすがしい。
6.チョウゲンボウ
渡良瀬遊水池の堤防の上に立つと北風を受けてホバリングするチョウゲンボウが目に付く。何度も何度も土手に急降下を繰り返し見飽きたころに野ネズミが捕れる。獲物を食事場所に運ぶ姿はうれしそうに見えた。
inserted by FC2 system