その78

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1.アオシギとヤマシギ

ヤマシギが横浜の舞岡公園で見られると聞き出かけてきた。この公園は周囲が高く中ほどに沢があり葦や笹が刈り取られ見通しが良い一郭があった。先客の話ではこの沢地の奥にヤマシギがいて稀に手前に出てくるという。目を凝らして見ていると笹の間にヤマシギらしい鳥は見えたが、この日はついに笹薮から出てこなかった。代わりにアオシギが8mの近さまで出て楽しませてくれた。

2.ヒメシジュウカラガン

千葉県の九十九里浜北詰の旭市でヒメシジュウカラガンを見てきた。さほど大きくない人工の池岸で土手に生えた青草を食べていた。大きさは一緒にいたカルガモとさほど変わらない。普通のシジュウカラガンに比べ首は短く顔も小さくて可愛いらしい。日本では希にしか見られない種類と聞くが何処を間違えての飛来か、1羽で無事に生まれ故郷へ帰れるのか間もな北帰行の季節だ。

3.コウノトリ

ヒメシジュウカラガンのいた池近くの水田脇の水路にコウノトリがいた。水路を大股で悠然と歩き大きなカエルを捕って食べていた。目つきの鋭さは赤ん坊を運んでくる絵本のコウノトリとは大違いだ。

4.トビ

日光市の南辺集落で水田にトビが群れていた。およそ200羽。水田に撒かれた牛糞堆肥の中にいる虫を食べているらしい。カラスの群もいたがトビの大群に恐れをなしてか近寄ってくる様子は無かった。
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