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*宿前の草地で

舳倉島は島全体が何処へ行っても渡り鳥の撮影地であり、気の許せない素晴らしいところである。島東側にある民宿は前が草地になっていて、ここに立っているだけで小鳥たちが次々に現れてくれる。




キマユホオジロ

眉の黄色が鮮やかなこの個体はメスで、頭頂と頬の部分の黒いオスも前日までいたらしい。人を警戒しながらも懸命に草の実を食べていた。





アカマシコ

盛りの過ぎた菜の花にヒタキのような小鳥が飛んできてとまった。とっさに撮影はしたが後で図鑑を何度見ても種名がわからず、夕食時に鳥くんに聞いたらアカマシコのメスですと即答された。脱帽である。





シメ

花の止まったばかり若実をわき目も振らずに、むさぼっていた。





コホオアカ

遠くでは何度も見てはいるがこれほど近くでゆっくり見られたのは始めてである。ホオアカとは大分に違う。





シベリアアオジ

鳥くんに教えてもらったシベリアアオジのメスだが、腹部はアオジのような黄色味がほとんどない。今度はオスを見てみたい。





ヒメコウテンシ

ヒバリの仲間だが、ここでは囀ることもなく地味な鳥である。




センダイムシクイ

この草原には何羽もいて入れ代わりに虫捕りに出てきていた。

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