*中通り道脇で
島の尾根筋に当たるところにも道があり、両脇の松林には下草もある。ここは島の懐のようなところだが、最近舗装されてしまった。我々鳥仲間には水溜りが無くなり水場に来る小鳥が撮れなくなって不評である。
ムギマキ
オスは胸の色味が濃いのや薄いのや数羽みられた。
キビタキ
渡りの小鳥たちは囀ることはほとんど無い。
オオルリ
若葉の出たばかりのハリエンジュに付く虫を食べていた。
コルリ
渡りの途中だというのに珍しく薄暗い竹やぶで囀っていた。鳴きやめると目の前に出てくれた。
コムクドリ
松の梢の群れが北に向かって飛んでいった。繁殖地はまだ先なのだ。
ヒレンジャク
島には彼らの好物ヤドリギは見当たらない。松から下りてサカキの実を食べていた。
ハチジョウツグミ
普通のツグミより腹部の赤褐色味が目立つ。今回は同時に3羽見られ、色合いが少しずつ違っていた。
アカエリヒレアシシギ
帰りのフェリーでアカエリヒレアシシギの群れがフェリーを追い越して飛んでいった。この方角は南に向かって飛んでいるのだが、こんなことで北極圏の湿地まで行って繁殖に間に合うのだろうか、心配になってしまう。